Diffusional kurtosis imaging (DKI)特殊撮像の画像診断 依頼,健診会 東京メディカルクリニック

Diffusional kurtosis imaging (DKI)

DTIはガウス分布を想定しており、自由拡散を前提としております。ただ生体内の複雑な構造を考慮したとき、自由拡散を仮定とするには疑問が残ります。それに対しDKIは非ガウス分布であり制限拡散が想定されておりDTIの欠点を補える手法ではないかと考えられております。DKIは各ボクセルの正規分布からの逸脱度合の統計量・特有の指標である尖度・歪度で表され、更なる生体内の組織情報をもたらす可能性があります。
DKIはmulti-bで15軸以上での撮像が提唱されているため、本来の撮像法では20分程度の撮像時間が掛かってしまっていました。しかしMulti-band EPIを使用すると10分程度での撮像が可能となり、臨床応用可能な範囲での撮像時間で検査が行えます。

Diffusional kurtosis imaging (DKI)
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